ちりめん生地の色ブレについて

和一のちりめん友禅生地は、手捺染(てなせん)の型友禅で染めています。
京都の職人さんが一型ずつ手作業で染め加工をしています。京都は分業制の工場が主流で、染め上がった生地は、染工場から蒸工場へ運ばれ、蒸しと洗いを施し、最後に生地を綺麗に伸ばす工場へと運ばれます。この工程を経て、ちりめん生地は反物として出来上がります。

色ムラ

アイコン 手捺染(てなせん)(型友禅)とは

手なせん

「和一」のちりめん友禅は型友禅です。型友禅は、図案を元に模様を彫った型を使用します。 ちりめん生地を固定し、型の上から色糊を置きながら染めていく技法です。柄模様や色数によっては型を数枚から数10枚使用することもあります。

「和一」のちりめん友禅ではレーヨンちりめんとしては型枚数が多く、柄に応じて2枚から15枚程度使用しています。 一定の長さの型に柄模様が繋がるように絵付けをしており、繰り返し使用することで、同時にたくさんの数を制作することが可能です。

和一のちりめん友禅は、ひとつひとつを職人が丁寧に染め上げており、繊細で、色彩豊かな染めを可能としております。

着物生地や一品物の高価な染め加工とは違い、日用品(手芸用生地など)として、手作業で染め加工をしている職人さんは少なく、ますます、型友禅の職人さんは貴重な存在となってきています。

夕日の差し込む京都の染工場で美しく浮かび上がる型友禅の繊細な型

染料の原材料は、時代の流れによって淘汰され染料が変わり、染め加工の度に何色もの色を調合し染め上げの色味を作っています。 一度に生産できる量は決まっており、現状では工業製品のような一定の色を出すことは困難で、季節や天気・型枚数・生産量によって染め具合も左右されます。工場によってもロットや時期により微妙に色が変化し色ブレがおきています。 これも、手作業によるもので手捺染のちりめんの味としてお考え頂ければ幸いです。

ホームページ掲載の色味はお使いのモニタ等の出力環境によって実物と異なりますが、それとは別にロットや染め時期により仕上がりの色合いが変わる場合がございます。(同じ赤でも全体的に暗い赤から明るい赤などの多少の色変化は避けられません。)

和一に掲載している写真の色味はロットによる色ブレは考慮しておらず、掲載されている写真については、おおよその目安としてご覧ください。

なお、上記の色の変化についての返品・交換には和一ではお受けする事はできませんので、ご理解の上、ご購入下さい。


販売員うさぴょんの京都・染め工場潜入レポート!

和一のちりめん生地がどうやって染められているのか、うさぴょんが職人さんの現場を覗いてきたぴょん!手作業だからこそのこだわりがいっぱい詰まっています。

京都の型友禅ちりめん染め工場で職人が染料を調合する様子を見守る和一のうさぴょん

【その1】職人さんによる絶妙な色の調合

ちりめんを染める染料は、その日の天気や季節、湿度に合わせて職人さんが何色もの色を混ぜ合わせて手作業で作っているんだぴょん!だからこそ、毎回全く同じ色を出すのが難しくて、ロットによる「色ブレ」が起きるんだね。職人さんのこだわりが詰まった生きた色なんだよ。

ちりめん友禅の染めに使う大量の型が並ぶ棚を調べる和一のうさぴょん

【その2】柄の数だけ必要な貴重な型

棚にたくさん並んでいるのは、ちりめん友禅の柄を染めるための「型」だぴょん!和一の柄ちりめんは、なんと2枚から多いものだと15枚もの型を手作業で重ねて染めているんだって。このたくさんの型があるから、繊細で色彩豊かな和一オリジナルのちりめんができるんだね。

広い型友禅の捺染台と白生地を見つめる和一のうさぴょん

【その3】長ーーい台に張られる生地

工場の奥には、もの凄く長い台が広がっているぴょん!ここに白生地をピンとまっすぐ張り巡らせて、職人さんが1型ずつ型を移動させながら手作業で色を置いていくんだよ。工業製品のように機械で一気に印刷するのとは違って、ひとつひとつに職人さんの手仕事の温かみが宿っているんだぴょん!