ピンセットの選び方と使い方

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    ピンセットは、つまみ細工に欠かせない大切な道具です。 ちりめん生地の場合、指だけでも作業はできますが、ピンセットを使うことで細かな作業がしやすくなり、仕上がりもぐっと綺麗になります。 これからつまみ細工を始める方は、ぜひピンセットを使ってみてください。

    つまみ細工のピンセット

    初心者におすすめのピンセット

    つまみ細工に使うピンセットは、先がつるっとした、まっすぐなタイプを選んでください。 ギザギザのあるピンセットは、生地が引っかかってしまうため、つまみ細工には使えません。 つまみ細工に適したピンセットを使うことで、作業がしやすくなり、仕上がりもより美しく整います。

    先がまっすぐのつまみ細工のピンセット
    • 一般的なピンセット(100均でOK)
      先がまっすぐで、ギザギザのないタイプを選びましょう。参考サイズ:12.5cm
    • ホビー・クラフト用(精密用)
      数千円で購入可能。参考サイズ:16.5cm
      → こだわりがなければ、専用でなくても十分使えます。
      つまみ細工に向いた長めのピンセットは、ホームセンターでは見つかりにくいこともあります。
      工具売り場などに置いてある場合がありますが、無い場合はネットで探すのが早いです。
    • つまみ細工専用ピンセット
      薄い生地もつまみやすく、特に正絹・羽二重にはおすすめ。
      ※つまみ細工専用のピンセットは、先が細くて接地面が広く、薄い生地でも軽い力でつまめるようになっています。
    いろいろなサイズのつまみ細工のピンセット

    ピンセットの使いやすさは、人それぞれ異なります。 まずは、手元にあるものや最初に使ったピンセットに慣れてから、 長さや形の違うタイプを試してみるのがおすすめです。

    ただし、小さなつまみ細工だけでなく、将来的に髪飾りやかんざしなどの大きめの作品を作ってみたい方は、 新しく購入する際に「少し長めのピンセット」を選ぶと安心です。 特に大きめの生地(たとえば4.0cm角など)を扱う場合は、16cm以上の長さがあると、つまみやすく、作業も安定します。

    【店主コラム】和一愛用のピンセット裏話(開く)

    和一では、ホビー・クラフト用の【KFI プロ用ステンレスピンセット K-34(全長165mm/細長)藤原産業】を使用。 (専用ではないので先数センチがぴったりくっつくことはありません。)

    実は、つまみ細工専用として売られている高級ピンセットとこのK-34って、形が全く一緒なんです。 気になって、実際に両方の現物を手にとって、じっくり触り比べてみました。

    そうしたら、見た目は瓜二つ(形・重さまで同じなので、おそらくベースの「型」が全く同じ製品) なのに、「使い心地」が本当に全然違って驚きました。

    高級な専用品は、職人さんがつまみ細工用にバネをフワッと柔らかくして、 薄い生地でも傷つけずにピタッと吸い付くように、再調整した一品なんだと思います。 確かめたわけではございませんが・・・。 一方、こちらのK-34は市販の品のままなので、バネも少し硬めです。

    見た目が同じだからといって「中身も同じはず」と思って買うと、届いたときに「あれ?」となるかもしれません。 自分の手で触って初めて分かったこの違い、道具選びの参考にしてみてくださいね。とは言え、 うちの生地でつまむ分には、こだわりがなければこのK-34でも十分使えます!

    丸つまみ1 丸つまみ2

    写真はK-34のピンセットです

    (余談)
    私自身、何年か100均のピンセットを使っていましたが、大きめのピンセットを購入して使ってみたところ、最初は慣れずに少し苦戦しました。それでも使い続けるうちに手に馴染んできて、気づけばすっかり使いやすく感じるように。むしろ、久しぶりに100均のピンセットを使ってみたときには、その摘まみにくさに驚いてしまいました。それ以来、ほとんど100均のものは使わなくなってしまいました。

    (……と、違いを解説しつつも、手頃なK-34をベースに 「自分でいつか調整してみようかな・・・」 なんて、密かに目論んでいる私です。人のを貸してもらって比較したくせに、買えよって!? 笑)

    つまみ細工にちょうどいい高品質な生地

    一越ちりめん(無地)を見る

    ピンセットの持ち方と使い方

    ピンセットはペンやお箸を使用する時のように持ち、折り込んだ布をしっかりと挟みます。以下のポイントを意識しましょう。

    つまみ細工のピンセットの持ち方

    持ち方のポイント

    • 折り目から少しずらして挟む
      縮緬は厚みがあるため、折り目の真上ではなく、少しずらした位置をピンセットで挟むと整います。
    • ピンセットを持つ手を動かす
      折り込むときは、ピンセットを持っている手を動かします。生地を持つ手は添える程度でOKです。
    • ヒダが揃わないときは持ち直す
      ヒダがずれてしまった場合は、ピンセットを持ち直してやり直しましょう。無理に整えようとすると形が崩れます。