つまみ細工のステップアップ(2)究極の整え編
〜店主が驚愕した仕上げのコツ〜

目次

    ある程度つまみ細工に慣れてきたら、もっと綺麗に作りたくなってきませんか?
    「もっとたくさん作って練習しましょう!」……そんなの当たり前ですよね。

    ここでは、どこのお教室でも教えてくれない(!?)、店主も驚きの技をご紹介します。 まさに有料級!この極意を知れば、あなたも先生やプロの作家さんのような仕上がりに一歩近づけるかもしれません。

    摘まんだら……これをするだけ!

    やり方は、つまみ細工を摘まんだ後、ボンドが乾く前に形を整える。ただこれだけです!
    「そんなの知っていますよ!」と怒られるかもしれませんが、実はここからの「やり方」が肝心なんです。

    形を整えるといっても、はみ出したボンドや糊を指で取るだけではありません。(もちろん、それも必須ですが……)
    ボンドをつけた部分は水分で少し縮んでいます。そこで、程よく乾いたタイミングで、葺(ふ)く前に軽く「背筋を伸ばすように」引っ張ってあげてください。

    つまみ細工のコツ 摘まんだ下の部分を軽く引っ張って形を整える
    摘まんだ下の部分を軽く引っ張って形を整える

    特にお勧めしている「ちりめん生地」は、水分を含むと縮む性質があります。ボンドや糊の水分でも、わずかに縮みが発生するのです。
    その縮みを均一に直してあげることで、花びらが整い、驚くほど大きく綺麗に仕上がります。これこそが、最強かつ綺麗に仕上げる最大のコツです!

    プラスα

    作るものによっては、下の部分をカーブするように引っ張ってあげると、お雛様の着物などは葺き易くなります。

    つまみ雛用の丸つまみの着物パーツ
    左:直線的 右:少し丸くなってこんもりする
    つまみ雛用の丸つまみの着物パーツ
    つまみ雛の着物パーツに

    つまみ雛のお雛様のお着物に丸みをつけるとちょうど丸くなって葺き易くなります。

    頭ではわかっていても、実際にやるのとそうでないのでは完成度が全く違います。ぜひ、あなたの作品に取り入れてみてください。

    花びらのおひげ(余分な繊維)をカット

    つまみ細工を摘まんだ先には、どうしても「ひょろっとした繊維(おひげ)」が出てしまいます。
    台座に葺く(ふく)ときは、このつまみ細工の先を丁寧にカットしましょう。

    ほどけた繊維やボンド残りなどをカット
    ほどけた繊維やボンド残りなどをカット!
    花びらも葉っぱも先を少しカット
    花びらも葉っぱも先を少しカットして

    どんなに小さなお花でも、中央がかさばってしまうと綺麗な円にはなりません。
    先をカットすることで中心に余裕ができ、花芯やビーズなども驚くほどしっくり、綺麗に収まるようになります。

    つまみ細工のコツ 先をカットすることでくぼみができる。
    先をカットすることで隙間(くぼみ)ができる。

    ちょっとした手間ですが、これが上達するための最大の極意です。お教室でもなかなか教わらない、納得のコツ。
    ぜひ、和一のお得な「1m生地」で何度も試して、指先に覚えさせてあげてくださいね。

    試してみた!

    つまみ細工のコツ 比較写真
    微妙な違い、わかりますか?

    意識して「やる」のと「やらない」のでは大違い!
    写真の上段は、少し綺麗になっているのがお分かりいただけるでしょうか?
    これがわかる方なら、ぜひトライしてみてください。これだけで格段につまみ細工のレベルが上がります。

    つまみ細工のコツ 上級者の技を自分にも!
    花ぼかしの生地を使って
    誰でも簡単に綺麗になる和一の一越ちりめん生地「花ぼかし」
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    つまみ細工のコツ 作品見本
    作品見本:丁寧に作ると、とっても綺麗♪