ハサミの選び方と使い方

目次

    ハサミには、手芸用の小さな持ちやすいものから、反物などの大きな生地をカットする裁ちバサミまで様々な種類があります。
    普通の事務用ハサミでも代用は出来なくもないですが、やはり専用のハサミは布に対する切れ味が抜群です。
    お持ちでない方は、早めに購入しましょう♪

    小型の手芸用ハサミ

    小型の手芸用はさみ

    これは小型の手芸用はさみです。つまみ細工をきわめていく上で、あると手放せないものです。
    専用のものを使うと切れ味が格段に違い、特に細かなところのカットや端切りをするのに重宝します。

    小型ハサミのカットのコツ

    丸つまみや剣つまみの端切りや、小さな生地をカットする場合は、ぜひ小型の手芸用ハサミを使って、確認しながらカットしてみてください。
    ハサミのカットする位置(刃の位置)によって切れ味が変わってしまいます。

    【端切り】は「刃の中央」で!

    刃の中央でカット
    生地が何重にも重なる厚い部分は、刃の中央を使ってザクッとカットしましょう。

    【細かい部分】は「刃先」で!

    刃先でカット
    スチロール球周りなど、ボンドで貼った後の余分な生地を細かくカットする時は、小回りの利く刃先を使いましょう。
    【重要】和一流・失敗しない端切りのコツ ちりめんのように厚みのある生地の場合、セオリー通りに「角までピッタリ切り込む」と、切りすぎて花びらの大きさにバラツキが出やすくなります。
    そのため和一では、あえて角を少し残してカットする方法を採用しています。

    裁ちバサミ

    長年愛用している鋼の裁ちバサミ
    ※和一で長年愛用している裁ちバサミ

    布を大きくカットするための裁ちバサミです。
    ちりめんは独特の「シボ(表面の凹凸)」とテロンとした質感が魅力ですが、その分「ゆがみやすく、縮みやすい」という繊細な特性があります。

    裁ちバサミのカットのコツ

    生地が自重で伸びたり斜めに歪んだりしやすいため、机の上に平らに広げ、 「布を持ち上げないように」(下の刃を机につけたまま) 滑らせてハサミを大きく開閉してザクザクカットしていくのがポイントです。

    生地を置いて「刃の中央」で!

    刃の中央でカット
    刃を滑らせないで、刃の中央を使ってザクッとカットしましょう。

    和一の反物カットには、すべてこのハサミを使用しています。何十年も前のもので非常に古いのですが、定期的に研ぎに出すことで、今でも抜群の切れ味を保っています。

    今は持ち手が樹脂のものに変わっていますが、この古いハサミはまだまだ現役。 ちりめん生地はテロンとしていてカットしにくいのですが、この鋼のハサミなら逃がさず「ザクザク」とカットできるので、本当に重宝しています。

    【重要】ハサミを長く使うための鉄則

    • 布以外の物は絶対に切らないでください。
    • 落とすのも厳禁です! わずかな衝撃でも刃の噛み合わせが狂い、切れ味が著しく落ちてしまいます。 (経験済・・・。)